3次元地質モデルの活用
解析メッシュの生成
3次元地質モデルがあれば、それを利用してトンネルや道路、地すべり面などの構造を組み入れた解析モデルが作成できます。さらに、これらで形成された領域内に自動で解析メッシュを生成します。これらの作業は、Geo-Graphia3を使うことで高速に行うことができ、解析結果を迅速にお手元にお届けします。
解析モデル例1
トンネル掘削の解析では、トンネル形状と地質境界面を両方考慮して解析モデルを作成する必要があります。Geo-Graphia3を用いることで、ブーリアン演算により境界面を形成し、境界面で囲まれた領域の内部にメッシュを生成します。
解析モデル例2
トンネル坑口のモデル化では、地質境界と坑口形状、トンネル形状、掘削段階など、多くの形状を表現した上でメッシュを生成します。メッシュ分割の細かさは、得られる擾乱の大きさを考慮し設定します。
解析モデル例3
地すべり面のように形状が推定できるデータがあれば、地質境界だけでなく地中の構造を自在にモデル化することができます。解析技術の特性に合わせて、ジョイント要素などの不連続面を表現するメッシュ分割を行うことも可能です。
地層科学研究所では、お客様の目的や用途に応じた種々の解析プログラムを駆使し、解析を実施します。 解析条件や解析モデルを適切に設定し、綿密な要素シミュレーションを実施するなど、解析の信頼度向上を図るとともに、 解析結果の迅速な報告を心がけています。お気軽にご相談ください。
>>数値解析シミュレーション