技術サポートFAQ
G-TRAN/3D
Q1
FLOWモードでの降雨強度の単位について教えてください。
降雨強度の単位は L/T ( L:長さ T:時間)のため、m作図 sec設定の場合「m/sec」となります。
詳細については、付属のヘルプ 「FAQ」-「単位系について」をご覧下さい。
Q2
FLOWモードの解析結果のサーフェス通過流量はどのように算出されているのでしょうか?
(サーフェス通過流量)=(サーフェスに垂直な平均流速)×(サーフェス面積)で計算を行っています。
その為、単位はソルバー設定時の単位と同一になります。
符号は、上式の流速の符号、サーフェス法線ベクトルによって変わりますので、実用上は絶対値での評価を行うか、流速ベクトルを見て流入出を判断する必要があります。
Q3
解析結果表示の際、凡例が表示されないときの再表示方法は?
複数ディスプレイ環境や解像度の高い(4Kなど)ディスプレイ環境下で作業していたファイルを、別のPCで開くと凡例が見えなくなることがあります。これは、凡例表示位置の情報がファイルに保存されているために起こります。
凡例が表示されないときは、レジストリ設定を修正して凡例を再表示させることができます。
【手順】
- ソフトウェアを終了する
- レジストリエディター(regedit.exe)を起動する
(タスクバーの検索ボックスに「レジストリエディター」と入力すると起動できます) - 対象のレジストリを参照する
(レジストリエディターの左側のツリーから対象フォルダを選択します)
例)G-TRAN/3Dの場合
HKEY_CURRENT_USER\Software\geolab\G-TRAN3D\PreProcessor\View Window\Sample Dialog
※G-TRAN/3D以外の製品の場合は、上記太字の製品名の部分を対象製品に読み替えてください。
- レジストリエディターの右側に表示されている各設定の値を確認して修正する
(項目名を選択し、右クリックメニューから[修正]をクリックします)
設定例
bshow:1(表示)、0(非表示)
X,Y:表示用ローカル座標・現実的な数値でない場合は、数値を0に変更してください。 - ソフトウェアを起動して凡例位置を確認する