発表論文

研究開発 関連

Development of a back analysis method for the estimation of in situ stress based on the measured convergence in the Horonobe Underground Research Laboratory

著者

青柳 和平((独)日本原子力研究開発機構)、亀村 勝美((財)深田地質研究所)、名合 牧人(大成建設株式会社)、菅原 健太郎・松原 誠(地層科学研究所)
  • Proceedings of ITA WTC 2017 Congress, Bergen, Norway,(USBメモリ),10 Pages, ID 14782, 2017.

概要

初期地圧は、高レベル放射性廃棄物処分場の深部地下施設の設計において重要な要素のひとつである。本研究では、(独)原子力機構が建設を進めている幌延深地層研究所の周回坑道掘削時に測定された内空変位に基づき、初期地圧を推定するための実用的かつ効果的な手法を確立した。約120m×200mの領域における広域の応力状態を求めるため、深度350mの周回坑道において様々な方位で内空変位を測定し、坑道周辺の断層や割れ目の存在を考慮した逆解析手法を開発した。解析結果は、水圧破砕法から推定した初期地圧のトレンドと良好な一致を示した。
(断層、不連続面のモデル化に,弊社Geo-Graphiaが使用されました)
2017.6更新  
Three-dimensional visualization of methane concentration distribution in tunnels to increase underground safety

著者

名合 牧人・本島 貴之(大成建設株式会社)、宮川 和也((独)日本原子力研究開発機構)、蟹江 俊仁(北海道大学)、佐ノ木 哲(地層科学研究所)
  • Proceedings of ITA WTC 2017 Congress, Bergen, Norway,(USBメモリ),10 Pages, ID 14712, 2017.

概要

(独)日本原子力研究開発機構が北海道幌延町で建設を進めている幌延深地層研究所(URL)の用地の地下水には,メタンと二酸化炭素が溶存している。URLの建設には地下水の排水を伴い,周囲の地下水圧を低下させる。これにより,ガスの溶解度が低下するため,顕著な脱ガスが生じる。坑道の切羽においては,突発湧水や高濃度のメタンガスの発生に伴い,酸素欠乏等による人災発生の可能性が高い。 このため,当施設では,メタンガスセンサを用いてモニタリングを実施し,ガス濃度に応じた管理体制を敷いている。しかし,センサ設置箇所の選定は,過去の経験や既存情報に依存し,また,計測範囲はセンサ設置箇所のポイントに限られる。一方で,メタンの滞留箇所は,換気装置の稼働中・停止中や気候(気圧・温度)の条件により変化することがある。 そこで,本研究では,メタンガスの濃度分布を空間的に把握するため,市販のレーザーメタンセンサとレーザー距離計測計を組み合わせたシステムを開発し,幌延URLの地下350mに位置する水平坑道で計測を実施し,メタン濃度の三次元可視化を行った。その結果は,換気下流でメタンガスが滞留するという予測と一致していた。一方で,地下水集水設備周辺や,掘削直後では低濃度であった断層付近において,認識していなかったメタンの滞留を確認することが出来た。 メタン濃度の三次元的把握は,換気計画の妥当性検証・見直し,建設安全性の確保に有効であるといえる。
(メタン濃度の3次元分布の可視化に,弊社Geo-Graphiaが使用されました)
2017.6更新  
海面埋立処分場におけるタイヤチップ敷設手法の検討

著者

相原拓哉・山本秀平・梅田真志(福岡大学)、佐藤研一・藤川拓朗・古賀千佳嗣(福岡大学)、八村智明・永岡修一(日本環境衛生センター)、磯部有作(地層科学研究所)
  • 土木学会西部支部研究発表会,III-098,2017年3月

概要

海面埋立処分場の遮水層上に緩衝材として使用済みタイヤを粉砕し作製したタイヤチップを敷設を検討した。モデル廃棄物を用いた大型水槽による投入・沈降試験の再現性の検討とタイヤチップの投入・敷設方法の把握を行った結果を考察する。
2017.3更新
海面埋立処分場におけるタイヤチップを用いた遮水層保護手法の検討

著者

相原拓哉・山本秀平・梅田真志(福岡大学)、佐藤研一・藤川拓朗・古賀千佳嗣(福岡大学)、八村智明・永岡修一(日本環境衛生センター)、磯部有作(地層科学研究所)
  • 土木学会西部支部研究発表会,III-099,2017年3月

概要

これまでの研究を参考に薄層埋立工法において遮水層上に緩衝材として古タイヤから再生されるタイヤチップを敷くことで投入廃棄物による遮水粘土層の損傷を小さくし、有害物質の漏洩を抑止する検討を行った。円筒水槽を用い、タイヤチップの底部粘土層への緩衝効果を検討した結果について報告する。
2017.3更新
海面埋立処分場におけるタイヤチップ敷設手法の検討

著者

相原拓哉・山本秀平・梅田真志(福岡大学)、佐藤研一・藤川拓朗・古賀千佳嗣(福岡大学)、八村智明・永岡修一(日本環境衛生センター)、磯部有作(地層科学研究所)
  • 土木学会西部支部研究発表会,III-098,2017年3月

概要

海面埋立処分場の遮水層上に緩衝材として使用済みタイヤを粉砕し作製したタイヤチップを敷設を検討した。モデル廃棄物を用いた大型水槽による投入・沈降試験の再現性の検討とタイヤチップの投入・敷設方法の把握を行った結果を考察する。
2017.3更新
平成26年8月広島土砂災害の土石流粒度構成の違いによる沖積錐の形成過程

著者

稲垣秀輝(環境地質)、大野博之(環境地質)、磯部有作(地層科学研究所)
  • 日本地すべり学会誌,第53巻5号,2016年9月

概要

平成26年8月19日から20日にかけて発生した広島豪雨土砂災害は、沖積錐上の民家に大きな被災をもたらした。この沖積錐に注目し土石流災害調査を行った。流域の地質の違いが粒度構成の異なる土砂流堆積物を形成したことが推察され、地質によって沖積錐の縦断形状が異なることがわかった。今後、防災・減災上の観点から、都市での沖積錐上の土地利用を考えることが重要となる。
2016.10更新
REINFORCING IN EMBANKMENT GROUND SUBJECTED TO REPEATED SHEAR DEFORMATION

著者

磯部有作(地層科学研究所)、Hossain Md. Shahin(イスラミック工科大学)、中井照夫(地域地盤環境研究所)
  • International Conference on Soft Ground Engineering (ICSGE 2015), pp.517-526, Singapore, December, 2015

概要

盛土や構造物構築後の地震などの繰返しせん断変形を受けた基礎地盤の変位抑制工法のモデル実験と有限要素法による数値解析を行った。 検討した工法は矢板を側方に挿入するもので,矢板だけの場合,矢板とタイロッドを組み合わせ場合,矢板とネイリングを組み合わせた場合の3種類であり,タイロッドやネイリングとの組み合わせ効果についての検討を行うとともに、弾塑性構成式subloading-tijモデルを用いた有限要素による解析の妥当性をモデル実験との比較から確認した。また,解析においては粘土地盤を対象とした変位抑制工法についても検討を行い,補強効果の違いが得られた。
2016.01更新
ジオシンセティックスおよび矢板を用いた補強方法の実験的研究

著者

木下貴道(名古屋工業大学)、Hossain Md. Shahin(名古屋工業大学)、磯部有作(地層科学研究所)、中井照夫(地域地盤環境研究所)
  • 第50回地盤工学研究発表会,pp.1647-1648(824),2015

概要

ジオシンセティックスや矢板を用いた補強法を用いて、せん断変形が加わった場合の変位抑制効果について実験的に検討した。 ジオシンセティックスを用いた補強法では、端部ありの変位抑制効果が大きいことが示され、矢板を用いた補強法では、ネイリングやタイロッドを組み合わせることで変位抑制効果が大きくなることが示された。
2015.09更新
せん断変形を受ける地盤での鋼矢板を用いた変位抑制工法の検討

著者

磯部有作(地層科学研究所)、木下貴道(名古屋工業大学)、Hossain Md. Shahin(名古屋工業大学)、中井照夫(地域地盤環境研究所)
  • 第50回地盤工学研究発表会,pp.1649-1650(825),2015

概要

基礎地盤の支持力増加および変形抑制効果を目的とした矢板を用いた補強土工法について、アルミ棒積層体をモデル地盤として用いたモデル実験と数値解析を行い、地盤全体にせん断変形を与えた場合の変位抑制効果について検討した。 また,鉛直単調載荷で有効な工法は地盤が繰返しせん断変形を受けるような場合でも有効であることも示された。 地盤材料の力学特性を適切に表現できる構成モデルを用いた数値解析法による結果はモデル実験結果と定性的・定量的により対応を示しており、ここで述べた解析手法は補強土工法のメカニズムの解明はもとより工法の効果の検討にも有効であることが示された。
2015.09更新
上向流カラム通水試験データ解釈方法の試案

著者

肴倉宏史(国立環境研究所)、細野賢一(地層科学研究所)、横山裕之(地層科学研究所)
  • 第50回地盤工学研究発表会,pp.2291-2292(1146),2015

概要

上向流カラム通水試験を正式なISOとするために、精度評価等の作業を日本が主導的に担うことになり、国内でも、建設発生土やスラグ等の材料から溶出する汚染物質を評価するカラム通水試験への期待が高まっている。 カラム通水試験では、汚染物質の経時的な変化に関する一連のデータを得られるが、環境安全性確保の是非を判断するためのデータ解釈の方法の確立が課題となっている。 本研究では、盛土または埋土のモデル場を設定し、カラム通水試験データから、その材料の地盤環境影響を評価判定するためのデータ解釈方法の試案を提示するとともに、設定条件をパラメトリックに変更し、その影響について考察した。
2015.09更新
矢板による地盤の変位抑制効果 -モデル実験と数値解析による検討-

英文タイトル

Restraint effect of ground displacement by sheet pile - Comparison by both model test and numerical analysis -

著者

磯部有作(地層科学研究所)、Hossain Md. Shahin(名古屋工業大学)、中井照夫(地域地盤環境研究所)、酒井亮佑(中部国際空港)、吉田泰規(中日本高速道路)
  • 地盤工学ジャーナル Vol.10, No.1, 141-155, 2015

概要

鉛直荷重や繰返しせん断変形を受けた基礎地盤の沈下および側方変位抑制工法のモデル実験と数値解析を行った。 検討した工法は矢板を側方に挿入するもので,矢板だけの場合,矢板とタイロッドを組み合わせ場合,矢板とネイリングを組み合わせた場合の3種類である。 これらの工法について,実験・解析の両面から検討した。モデル実験はアルミ棒積層体を地盤材料として実施し, 有限要素解析は構成式としてsubloading tij modelを用いて実施した。荷重条件は,上載荷重として鉛直荷重を連続的に大きくする単調載荷と, 一定の上載荷重を受ける地盤に繰返しせん断変形を与える2ケースである。結果は,矢板だけの補強では大きな効果は期待できず, タイロッドやネイリングとの組み合わせによって大きな効果が期待できることが分かった。 また,鉛直単調載荷で有効な工法は地盤が繰返しせん断変形を受けるような場合でも有効であることも示された。 地盤材料の材料特性を適切に表現できる有限要素解析はこのような工法検討の有効なツールであることも示した。
2015.04更新
Effectiveness of reinforcement in embankment ground subjected to repeated shear deformation

著者

Yusaku. Isobe, Hossain Md. Shahin and Teruo Nakai
磯部有作(地層科学研究所)、Hossain Md. Shahin(名古屋工業大学)、中井照夫(地域地盤環境研究所)
  • International. Journal of Geotechnique, Construction Materials and Environment,
    Vol.7(2), pp. 1111-1116, 2014.

概要

盛土や構造物構築後の地震などの繰返しせん断変形を受けた基礎地盤の変位抑制工法のモデル実験と数値解析を行った。 検討した工法は矢板を側方に挿入するもので,矢板だけの場合,矢板とタイロッドを組み合わせ場合,矢板とネイリングを組み合わせた場合の3種類であり, タイロッドやネイリングとの組み合わせ効果について,実験・解析の両面から検討した。また,解析においては粘土地盤を対象とした変位抑制工法についても検討を行い, 補強効果の違いが得られた。
2015.04更新
鋼矢板を用いる地盤の効果的な変位抑制工法

英文タイトル

Effecttive Restraint method of ground displacement by sheet pile

著者

磯部有作(地層科学研究所)、Hossain Md. Shahin(名古屋工業大学)、中井照夫(地域地盤環境研究所)
  • 第59回地盤工学シンポジウム発表論文集,pp.423-428,2014

概要

盛土や構造物構築後の地震などの繰返しせん断変形を受けた基礎地盤の変位抑制工法のモデル実験と数値解析を行った。 検討した工法は矢板を側方に挿入するもので,矢板だけの場合,矢板とタイロッドを組み合わせ場合,矢板とネイリングを組み合わせた場合の3種類であり, タイロッドやネイリングとの組み合わせ効果について,実験・解析の両面から検討した。荷重条件は,一定の上載荷重を受ける地盤に繰返しせん断変形を与えた。 矢板だけの補強では大きな効果は期待できず,タイロッドやネイリングとの組み合わせによって大きな効果が期待できることが分かった。 特に,ネイリングとの組み合わせは載荷幅によらず,施工も容易であるため,有効な抑制工法であることを示した。 また,実験と数値解析との比較では同じ傾向が示されたことにより,提案解析法は有効なツールであることが分かった。
2015.04更新
Improvement in the unconfined compressive strength of sand test pieces cemented with calcium phosphate compound by addition of calcium carbonate

和文タイトル

炭酸カルシウム添加で向上したリン酸カルシウム化合物固化供試体の一軸圧縮強さ

著者

秋山 克(地層科学研究所)、川﨑 了(北海道大学)

概要

リン酸カルシウム化合物(CPC)を用いた新しいグラウトによる改良地盤の強度を向上させることを目的として, CPCケミカルグラウト(CPC-chem)に炭酸カルシウム粉末を添加し,作製した砂供試体の一軸圧縮強さの測定を実施した。 また,それらの供試体を用いてSEMによる観察を行った。CPC-chemに炭酸カルシウム粉末を添加した場合に,粉末無添加の場合と比較して, 砂供試体の一軸圧縮強さが顕著に増加し,粉末を砂重量の5%添加した場合には最大209.7kPaに達した。 一方で,CPC-chemを加えずに砂重量の10%の炭酸カルシウム粉末のみを添加した場合は,脱イオン水の添加のみ(10.0kPa)と同程度の12.5kPaに留まった。 一軸圧縮強さが大きく,破壊ひずみが最も小さくなった1%の粉末添加では,析出物はSEM観察により網状の三次元構造を有していることが確認された。 本研究の結果は,CPC-chemによる地盤改良材の飛躍的な性能向上に炭酸カルシウム粉末の添加が有効であることを示した。
2012.08更新
Microbially mediated sand solidification using calcium phosphate compounds

和文タイトル

微生物を利用したリン酸カルシウム化合物による砂固化

著者

秋山 克(地層科学研究所)、川﨑 了(北海道大学)

概要

リン酸カルシウム化合物(CPC)をセメント物質として利用した新たなバイオグラウト(CPCバイオグラウト)の利用可能性を検証することを目的として, CPCバイオグラウトで作製した砂供試体の一軸圧縮試験を行った。 CPCバイオグラウト溶液の作製のために,pHの異なる2種類(弱酸性土壌および弱アルカリ性土壌)の土壌抽出水(微生物を含む),ならびにpH上昇材として尿素と3種類のアミノ酸を利用した。 土壌へのアミノ酸の添加によって,弱酸性土壌ではアンモニア生成に伴ってpHが経時的に上昇することが確かめられた。 一方,弱アルカリ性土壌では尿素を除き,顕著な上昇傾向は認められなかった。弱酸性土壌では,CPCバイオグラウトによってアミノ酸無添加の場合と比較して概ね一軸圧縮強さが向上した。 特に無添加の場合の平均値42.9kPaから,最大57.6kPaに向上するケースが認められた。 本研究の結果から,CPCバイオグラウトは,液状化対策工の地盤注入材として十分な強度が得られること,地盤中の土壌微生物を利用できること, 新たなpH上昇材としてアミノ酸が活用できること,土壌条件に応じてCPCケミカルグラウトとCPCバイオグラウトの使い分けが可能であること,などが示された。
2012.04更新
Novel grout material comprised of calcium phosphate compounds: In vitro evaluation of crystal precipitation and strength reinforcement

和文タイトル

リン酸カルシウムを含む新規グラウト材の結晶析出ならびに強度増加に関する室内試験

著者

秋山 克(地層科学研究所)、川﨑 了(北海道大学)

概要

リン酸カルシウム化合物を用いた新規グラウト材の開発を目的として,リン酸カルシウム結晶析出,グラウトの粘性ならびに砂供試体の強度増加に関する室内試験を実施した。 その結果より,リン酸カルシウムで作成した砂供試体は経時的に強度が増加し,リン酸カルシウム化合物はグラウト材としての十分な性能を有していることが示された。
2011.12更新
New grouting materials using calcium phosphate compounds

和文タイトル

リン酸カルシウム化合物を用いた新しい岩盤注入材に関する基礎的研究

著者

秋山 克(地層科学研究所)、川﨑 了(北海道大学)
  • 12th ISRM International Congress on Rock Mechanics Beijing, October 18-21, 2011

概要

新たなセメント物質を探索してバイオグラウト工法の選択肢を増やすことで、地盤や岩盤の種類や目的に応じた多様な施工が可能になる。 そこで、セメント物質として骨や歯の主要な構成成分であるリン酸カルシウム化合物に着目し、新たな岩盤注入材を開発することを目的とした基礎的研究を実施。 リン酸カルシウム化合物の結晶化の特徴を利用することにより、岩盤注入材として応用の可能性を示す。
2011.10更新
地盤固化材としてのリン酸カルシウム化合物の種類と形態が強度に及ぼす影響

著者

青井 標野(北海道大学)、川﨑 了(北海道大学)、秋山 克(地層科学研究所)
  • 資源素材学会 2011(堺)2011年9月26日~29日 PY-3

概要

本研究ではリン酸カルシウム化合物(CPC)を用いて豊浦砂を固化させた供試体を作製し、一軸圧縮試験,SEM観察、CPC析出物のXRD分析を行った。 その結果より、CPCの結晶の形態が一軸圧縮強度に影響を及ぼすことが確認された。
2011.09更新
Relation between crystal features of calcium phosphate compounds in chemical grout and unconfined compression strength of grouted sand

和文タイトル

リン酸カルシウムの結晶形および砂供試体の一軸圧縮強さにみられる関連性

著者

青井 標野(北海道大学)、川﨑 了(北海道大学)、秋山 克(地層科学研究所)
  • Environmental Geosciences and Engineering Survey for Territory Protection and Population Safety International conference (EngeoPro-2011)  Moscow, September 06-08, 2011

概要

CPCによって固化させた砂供試体を用いた一軸圧縮試験,SEMによる観察,XRDによる析出鉱物の同定を行った。 その結果,全供試体中,最も高い一軸圧縮強さを示した組み合わせでは,鉱物としてハイドロキシアパタイトが形成され,さらに針状の結晶構造を有することが示された。 今後,溶液組成や溶存イオンについての検討を行い,強度発現に必要な要素を明らかにすることで,より強度の高いリン酸カルシウムグラウトの開発を目指していく。
2011.09更新
リン酸カルシウム化合物を用いた新しい地盤注入材に関する基礎的研究
-結晶析出試験と砂供試体の一軸圧縮試験-

著者

秋山 克(地層科学研究所),川崎 了(北海道大学)
  • 地盤工学ジャーナル,Vol.6,No.2,pp.341-350

概要

リン酸カルシウム化合物を用いた新しい地盤注入材の開発を目的として、最適条件の検討や砂供試体の一軸圧縮試験などを行った。 その結果より、リン酸カルシウム化合物を地盤注入材に用いて、自己硬化性を利用したケミカルグラウトおよび析出堆積のpH依存性を利用したバイオグラウトという、 2つの新しい地盤注入材の可能性を示した。
2011.更新
リン酸カルシウム化合物を用いた新しい地盤注入材に関する基礎的研究
-アンモニア供給源および土壌微生物の添加が供試体の一軸圧縮強さに及ぼす影響-

著者

秋山 克(地層科学研究所)、川﨑 了(北海道大学)、青井 標野(北海道大学)
  • 地盤工学ジャーナル Vol.6,No.4,513-524,2011

概要

リン酸カルシウム化合物を利用した新たなバイオグラウトを開発することを目的として,土壌微生物を用いたアンモニア生成によるpH上昇試験, ならびに,微生物を含む土壌抽出水と4種のアンモニア供給源およびリン酸カルシウム化合物で作製した豊浦砂供試体の一軸圧縮試験を行った。 アンモニア供給源の添加によって,土壌を含む水溶液でpHが経時的に上昇し,溶液中にアンモニアが検出された。 豊浦砂,土壌抽出水およびリン酸カルシウム化合物で作製した供試体の一軸圧縮強さは,アンモニア供給源の添加により, 無添加の場合と比較して概ねすべての供試体で向上する傾向が認められた。 本研究の結果から,アンモニア供給源ならびに地盤中の土壌微生物を利用して地盤の固化効果が期待できるリン酸カルシウム化合物の新たなバイオグラウトとしての利用可能性が示された。
2011.更新
Effect of thermal stress in fracturing by expansive agent in comparison with a borehole pressurizing test and heater test

著者

Ishida,T., Suemune,K., Fukui,H. and Kinoshita,N
  • Proc. of the 40th U. S. Rock Mechanics Symposium (Alaska Rocks 2005), Paper No.05-738, Anchorage, June 2005.

概要

岩盤やコンクリート構造物を破砕する際に、騒音・粉塵・振動等の問題が発生しないようにするため、静的破砕剤が広く用いられているが、 従来は、その主成分である生石灰が水と反応する際の体積膨張により脆性材料が破壊されると考えられてきた。 本論文では、中心に直径50mmの円孔を有する1辺300mmのモルタル立方体を用いて静的破砕剤による破砕実験を行い、 過去に実施したボーリング孔に膨張圧だけを作用させた実験およびヒーターによる加熱実験結果と比較することにより、熱応力の影響について検討を行った。 その結果、静的破砕剤による破砕では、体積膨張による膨張圧だけでなく、発熱による熱応力が重要な役割を果たしていることが確認された。
2005.06更新
幌延深地層研究計画における堆積軟岩の熱特性について
  • 土木学会,第34回岩盤力学に関するシンポジウム,2005.01

概要

本研究では,核燃料サイクル開発機構幌延深地層研究センターは,北海道幌延町における幌延深地層研究計画の一環として,堆積軟岩を対象とした試錐調査を平成13年度から実施している。 本報は,試錐調査の一環として堆積軟岩の熱特性試験(熱伝導,比熱,熱膨張率)を実施した。 その結果,含水状態(飽和,自然,乾燥),岩相(珪藻質泥岩,硬質頁岩)の違いなどにより,傾向が異なることがわかった。
2005.01更新
天然のき裂を含む花崗岩質岩石の熱膨張特性
  • 土木学会論文集No.750/Ⅲ-65,183-191,2003.12.

概要

高温・拘束圧下において、き裂を含まない岩石(花崗閃緑岩)、き裂を含む岩石および充填物のあるき裂を含む岩石のそれぞれについて、 熱膨張試験を実施することにより、岩石の熱膨張試験を実施し、岩石の熱膨張特性に対するき裂および充填物の影響を調べた ・・・
2003.12更新
間隙圧オシレーション法による浸透率・比貯留率測定方法と岩石の変形試料に対する適用例
  • 資源と素材 Vol.119 2003.08.

概要

本論文は間隙圧オシレーション法による測定の具体的な測定方法、およびデータ解析の手法について説明している。 ここで測定データの解析において非線形連立方程式を解く必要があるが従来は図解法を用いらなければならず、多量のデータに対しては非効率であった。 そこでこの処理を自動化し実験が効率よく進められるようにするために、浸透率・比貯留率測定プログラム(k-Analyzer)を開発した。 論文内で一連の解析処理においてどの箇所がプログラムによって自動化されているかを、またそのプログラムのアルゴリズムについても解説している。
2003.08更新
せん断変形下における軟岩基質部の透水特性の変化
  • 第32回岩盤力学に関するシンポジウム,2003.01.

概要

せん断変形の進行に伴う軟岩基質部の透水特性の変化を把握することを目的として、新しい試験方法を開発し、それを適用して三軸圧縮応力下において透水試験を実施した・・・
2003.01更新
岩盤不連続面の透水異方性に関する実験的研究
  • 第11回岩の力学 国内シンポジウム,2002.01

概要

せん断変形下における岩盤不連続面の透水異方性を計測可能な実験装置を開発し、 その際のせん断方向および、それぞれに直交する方向の透水性の変化について詳細に検討をした・・・
2002.01更新
Development of laser associated cutting method for dangerous rock slopes, Int.
  • 第11回岩の力学 国内シンポジウム,2002.01

概要

大出力レーザを照射した岩石の物理・化学的変化を総合的に考案しました・・・
2002.01更新
レーザと放電衝撃破砕を用いた実岩盤の制御破砕実験
  • 土木学会札幌支部,2001.

概要

岩石の制御破砕を目的とし、実際の岩盤斜面において、レーザ穿孔と放電衝撃法による破砕実験を実施。 低振動・低騒音で岩石の破砕が可能であることが実証された・・・・・
2001.更新
軟岩内き裂の透水性に関する基礎的実験
  • 第31回岩盤力学に関するシンポジウム,2001.

概要

軟岩内天然き裂についての透水性の異方性,応力依存性および応力履歴の影響を調べるための室内透水試験を実施。 また,き裂試料を採取した岩盤を対象として,その透水性に対するき裂の透水性の影響を検討した・・・
2001.更新
レーザを用いた岩盤の制御破砕法に関する基礎研究
  • 土木学会第55回学術講演会,2000.09

概要

レーザのエネルギー密度を増加させることや添加剤によって、ドロスの流出を促進する方法をさらに検討した・・・
2000.09更新
レーザと放電衝撃破砕を用いた岩盤の制御破砕法の研究
  • 土木学会第55回学術講演会,2000.09

概要

レーザにより穿たれた孔に放電衝撃カートリッジを用い、岩盤をブロックに割る方法を実証的に検討した・・・
2000.09更新
透水係数の応力依存を考慮した解析手法による坑道ゆるみ域の試算
  • 土木学会第55回学術講演会,2000.09

概要

仮想割れ目モデルによる掘削影響領域の透水性変化を、硬質岩に対して適用できる可能性を示した・・・
2000.09更新
レーザーによる岩盤斜面の切り取り技術の開発
  • 第30回岩盤力学に関するシンポジウム,2000.

概要

大出力レーザと破砕材を組み合わせた岩盤の制御破砕法を研究・・・
2000.09更新
風化花崗岩切羽画像のニューラルネットワークによる品質区分
  • 第30回岩盤力学に関するシンポジウム,2000.

概要

風化した岩石を"b*"と呼ばれる値で評価し、切羽全体を評価・・・
2000.更新