会社情報

新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
旧年中は格別のご愛顧、ご高配を賜り、まことにありがとうございました。

地層科学研究所は創業以来、地下の専門技術者集団として、社会へ役立てていただけるよう日々活動を続けてまいりました。これらも日頃の皆さまのご支援やご指導の賜物です。社を代表し心より御礼申し上げます。

今日の日本では、コンプライアンス重視、働き方改革、情報セキュリティ向上、品質確保など、少し経営利益とは異なる視点より企業の評価が問われ始めました。弊社でも、社会的良識を持った行動はもとより、社員一人ひとりの働き方や生活習慣を見直し、チームワークと効率を最大限活用しながら、日々の業務や研究開発に取り組んでいるところです。

さて、昨年は地下情報の3次元統合可視化ソフトウェアGeo-Graphia®の開発と整備、超小型震動計測システムGeo-Stick®を用いた地震と建物のモニタリングサービスの開発、数値解析技術の高度化と利便性の追求、三次元地層モデルを活用したサービスの提供、また、それらの技術を融合することで生まれる新しいサービスの開発に力を注ぎました。

具体的な成果をひとつだけ紹介させていただきます。トンネル掘削が地下水に及ぼす影響の予測では、地質構造とトンネルの位置関係を把握し、それらを反映させた三次元有限要素メッシュを作成する必要があります。そのため、解析モデルの作成には多大な労力を費やすことになります。しかし弊社では、Geo-Graphiaを用いて三次元地質モデルを作成した後、それを自動でメッシュ分割し、ただしトンネルはメッシュ化せずに地下水流れの変化を予測する解析技術を開発しました(詳細はこちら)。これにより、検討期間を従来の半分以下に抑えることが可能となり、仮に地質構造やトンネル位置が変更となっても、迅速に対応し解析サービスを提供することができるようになりました。

このように、異なるセクションで開発された技術を融合させ、新しいサービスを提供していくことができることは、地層科学研究所が創業時より、「地下を調べ、はかり、可視化して、予測する」、そして、それらに必要なソフトウェアを開発してきたことの証であると自負しております。

私どもは、使い勝手の良い専門技術者集団であることを念頭に置き、日々研鑽を続けてまいります。
皆さまには、本年も変わらぬご愛顧をどうぞよろしくお願いいたします。
2018年が、皆さま、そして皆さまのご家族にとって、健康で実りの多い素晴らしい一年となりますことを心より祈念いたします。


戌モデル

2018(平成30)年1月吉日   
代表取締役 横山 裕之